といっても
初めて来たわけじゃない
たからと出会ってもう2年になろうとしている
1か月か2か月に1度は来ているポラハではおなじみのかわいいやつだ

そんなたからが3か月ぶりやってきた
久しぶりにやってきたたからを見て驚いた
たからは
体も
心も
異常をきたしていた


思うように走ったり、歩いたりできない
人に触れられることにも神経質になっていた

以前のたからと言えば
ワンコ仲間と疲れることなく走り回るやんちゃ娘
おなかを出してはひたすらなでてもらう甘えん坊
2年前、訓練に来たときはその賢さに感心させられた


2022.5.7.
たからの健康を今日からとりもどすことになった
あせらず、急がず、じっくりと
たからと向き合い、治療とリハビリに専念したい

そして
体も
心も
癒してあげたい
あの頃の明るく活発なたからにもどるために

たから
ベックと一緒にがんばるぞ

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- 2022/05/07(土) 21:33:22|
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ついこの前
「
ポップ8年」を書いたばかりで
ラン丸もこの時期だった
ポップが旅立って2年後の春
ラン丸も旅立った

6年前の4月8日のこと
「
ラン丸6年」

春はなんとも憂鬱な季節だと
体に染みついているようだ
ラン丸と言えば
いつもどっしり構えて
何があっても動じることがない
いや動じていたな
そんなふてぶてしさと愛嬌があった

与太パパはそんな
ラン丸を
「哲学者」
と称し、からかってくれた

あの頃の
ラン丸はというと
アジリティで2位に入賞したり
ワンコの運動会で高速お手を披露し2位になったり
どんぐりビレッジに行くとおやつねらいで愛嬌をふりまいたり
芸達者なやつで
予想を見事にうらぎにみんなを楽しませるエンターテイナーなやつでもあった
あはは

ワンコとも仲良しが多かった
というか、誰がいても平穏無事に過ごすやつだった
ただ、おとなしいラン丸は襲われることが多かった
ケガをすることもしばし
それでも、じっと耐え忍び、どんな相手にもいやな思いをさせることはなかった
だいたい
人も、ワンコもおとなしいやつには偉そうに攻撃する

それにしても
ラン丸にはいつも我慢をさせることが多かった
ポップと過ごすラン丸は
ポップのことを優先していたため、ラン丸はなんでも2番目で
ベックと過ごすラン丸は
ベックのことをなんとかしつけなくてはいけなかったため、ラン丸はなんでも後回し
すまなかったラン丸

ラン丸とじっくり向き合ったのは
ポップが旅立ち、
ベックを迎える間の半年間
そして
ラン丸が病気と闘った最後の1年間だ




今でも申し訳なく思う
ポップの弟分として、ポップがいじめられると小さい体で果敢に止めに行ったラン丸
それでも、相手にかなわないと思うと、すごすごと引き返してくるひょうきんラン丸
ベックの兄貴分として、
ベックにはよいお手本になってくれたラン丸
そして、
ベックが悪さをしてしかられると申し訳なさそうな顔をしていたラン丸

いつもポップやベックの間でいい味をだしてたっけ
おれはというと
ポップが旅立ってふさぎ込んでいた間
ラン丸にはいつも励まされた

かなわないことではあるが
もっと1対1ですごしてやりたかった
いつも、今さらながら想う
そんなラン丸からの教えもあって
今、年老いたベックとは1対1ですごしている

里親の話をいただくこともあるが
だめだめ
今はベックだ

ラン丸
ごめんな
でも、たくさんたくさんありがとうな
そして
ベックのこと応援してやってくれや

4月8日
お釈迦様の誕生日
テーマ:ワンコ日記 - ジャンル:ペット
- 2022/04/12(火) 19:37:56|
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なんとも微笑ましい2ショット
コテツとママさんの信頼関係を感じさせてくれる素敵な写真だ
そんなコテツのママさんからだいぶ前になるが手紙をいただいた

『 前 略
訓練に行く前のコテツは、私が目覚めるとサークルの中で鳴いていました。
鳴き声で目覚めるのは決まって私だけでした。
「サークルから出して散歩に連れていって」
と言われているようで、私にとってはストレスになっていました。

エサを用意していても鳴く。
とにかく、鳴かせないように、早くエサを用意する。
リードでつないでいて、誰もかまってくれないと鳴いて呼ぶ。
鳴かれたらそばに行くようにしていました。

散歩のときは、以前にお世話になっていたトレーナーさんから教わった通り、「引っ張った時は止まる」をしていました。
それでも、うまく治すことができませんでした。
拾い食いもひどくなるばかりで困ったいました。

私はすごく犬好きとは言えず、どちらかというと普通にかわいいなあと思う感じでした。
なので、どんどん飼いづらくなっていくコテツに対しては、なかなかかわいいという感情がわいてきませんでした。

飼いやすい犬になってほしくてポラハへトレーニングに出しましたが、私はトレーニングということはいったいどういうことをするのかよくわかっていませんでした。
以前にポラハとは別のトレーナーと何回かはトレーニングをしていたのですが、今振り返っても何をしたのか記憶に残っていません。

森さんとのトレーニングはラインに残してくれるので何度も確認できて、細かいところの
指摘がわかりやすかったです。
何が悪いのかすらわからない。そんなことも細かくみていただくことでいろいろなことが鮮明になっていきました。

一つ一つの動作にコマンドを入れる。
コテツが何をしているのか理解するために、「だめ!」ではなく、「食べない」「出せ」「咬まない」と行動と言葉の意味を理解させることを提案されました。
トレーニングの意味もしっかりとこちら側に伝えてくれて、すごくわかりやすかったです。
ラインのやりとり、動画は本当に宝物です。

そんな中、お客さんが手渡そうとしたケーキの包みを奪い取り、それを取り返そうとするとうなり、咬みつくという事故がポラハで起きました。
自分たちが向き合わなければならないことを代わりにしてもらっているようで本当に申し訳ないと思いました。

でも、その後に、どうしたらこのような状況をつくらないようにできるかなど、冷静に考えていて、私自身も、だめだ、だめだと思うだけではなく、次にまたこうならないようにどうすべきか考えて接していくことが大切だと思いました。

ポラハでの訓練を終えて帰ってきたコテツは、本当にかわいいです。
それは、飼いやすい犬に変わったからです。
散歩のときのアイコンタクトも、こんな犬は私にとって初めてで、かわいくてたまりません。

「たくさんのコマンドを教えることで伸びるよ、コテツは!」
と言ってくれた森さんの教えを忘れずに、コテツを伸ばしていきたいと思います。
そして、ここまでコテツを変えていただき本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。』
~ 以上、コテツママさんの手紙より ~

訓練にあたっては、こどもたちから手紙が届いた

拾い食い、5か月で開腹手術をしたり
子どもたちの長袖は全て穴だらけだったり
散歩の引っ張りで腕を痛めたり
そして、もはや甘噛みが甘噛みでなかったり……
正直、何度かのコテツの強い抵抗に治す自信をもてないこともあった
が、結果
家族が
「コテツがかわいい」
と思ってもらえるようになったのが本当によかったと思う

どんな犬でも治せる、なんてこれっぽっちも思わない
が、少しでも役に立てることができればうれしい

ポップ
ラン丸
ハク
ベック
おまえたちから学んだことが役に立ったぞ
ありがとうな
テーマ:ワンコ日記 - ジャンル:ペット
- 2022/04/08(金) 14:22:49|
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3月29日
忘れられないこの日はポップの命日
あれから8年

女々し飼い主はいまだに毎日のように思い出す
ポップが旅立ったこの年の12月
ベックは来た

荒くれベック
うちにやってきたベックは荒くれで、自由奔放で、不躾で
どこから手をつければいいのか、しつけできる自信すらなかった

それでも
ベックがうちに来たことで、ポップのことを思い出してはうじうじしているおれにとって、いつまでも思い出に浸っている時間をどんどんなくしてくれた
ベックが忙しくしてくれたおかげで

ベックのしつけでは
なんとかみんなに愛される犬したいと躍起となった
どっか、ポップになることを望んでいたような気がする
いけないことだ

特に
誰とでも仲良く遊ぶことができたポップ
社会性が身についていない子と関わるポップ
をのぞんでいたはずである

ベックのみならず
セターはじめ猟犬にとっては、あまり得意な分野ではない
その頃
セターに対する知識が乏しかったおれのしつけだから
ベックには異文化になじませようと無理難題を与えていたことだろう

少なからず
ベックにはポップの魂がやどったのではないだろうか
というか
ベックをうちに連れてきたのはポップだろうから

きっと
ポップはニヤニヤ笑いながらうちらのやりとりを見ていることだろう

あれから8年
ポップと過ごした年月と同じくらいの年月をベックと過ごす
- 2022/03/29(火) 14:18:34|
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「
ベック、どうしてましたか?最近blogも更新してないから」
とのメール。
膝栗毛をのぞいてみたら
そか
2月5日以来更新していないな。
当の
ベック今日、散歩で倒れこんでしまった。
歩かない。
歩けない。
ベックの大好きな散歩。
いつも喜んで、走って、門扉へと向かう。
今日も、しっぽをふりふり向かった。
調子よく歩く
ベック。
それでも、ふらふらする様子がちらほら。
土手の下の方の匂いを嗅ごうとして落ちそうになったり
蓋のない下水に足を踏み外したり
まだ3月だというのに息づかいが粗かったり
そんな散歩をしながら、一時間も過ぎた頃になったらついにはへたり込んだ。
歩けない。
歩かない。
立とうとしない……
ベックを待つ仲間。
静かに、その場で待ってくれる。
優しい仲間だ。

昨年の夏は、何度か途中でへたり込んだことがあった。
暑い夏。
ワンコたちにとって日中の散歩はしんどい。
もちろん、暑い時刻は避けて歩いたが、早朝の直射日光は老体の
ベックにはかなりこたえた。
もちろん、途中で歩かなくなったことが何度もあった。
ポケットにはおやつをしのばせて歩いた。
「もう歩けないよ。」
そう訴えるときは、おやつでs誘ってうちまでがんばって歩かせた。
まだ3月
ベックにとってはしんどい暑さはまだまだこれからだ。

ベック
のんびり行こうよ
楽しくいこうよ
テーマ:ワンコ日記 - ジャンル:ペット
- 2022/03/26(土) 23:10:03|
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