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ハク です。

ベックに弟ができた。

【ハク】です。
よろしく

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4月22日 土曜日
青森県迷子のお巡り隊長のLさんと、ベックと一緒に青森県動物愛護センターに行ってきた。
お見合い。
男同士だけどお見合い。
相性が気になっていた。
ま、よほどの相性の悪さでないかぎり迎えるつもりで行ったが、なにせベックはスイッチが入るといきなり攻撃する。
先方のワンコだって、果たして……という心配があった。

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「青森県動物愛護センターついたwan~~~!」

以前も書いたことがあったが、ベックは未去勢男子に攻撃的になる。
ハクは、未去勢男子。
さて、肝心の出会いは……

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攻撃ベック!落ち着いてたわ~~~。
最初は構えていたけど、おしりのチラッと匂いをかいで
「うん、わかった。」
と、すぐにOKサイン!
そして、ハクもベックに興味津々。
お互いに匂いを何度も何度も確かめる。

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ベックを引き出してくれたFさんも
「ベックとレンとカイトの『弟』との出会いに立ち会いたい。」
と会いに来てくれた。

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ハクは、ベックと同じ犬種『イングリッシュ・セター』である。
セターは、人なつこい子が多い。
ワンコに攻撃的だったベックも、人には友好的である。
ま、何度か失敗したこともあったが。

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それにしても
Lさん、Fさんのワンコに対する愛情は深い。
このべたかわいがり方……俺よりうれしそう。
本当に好きなんだね。

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無事、手続きが済んで晴れて兄弟に。
そして、レン、カイト、ベック、ハク。八戸四兄弟となった。
Lさん、Fさんのおかげで、また尊い命がつながった。

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ところで、ハク
なんと「おすわり」ができる。
というか、ある程度しつけが入っているようだ。
猟犬だったベックと出会った頃のような荒々しさはさほど感じられず、人にも、ワンコにも、友好的。
FさんとLさん「あらしつけ入ってる。」「ひょっとして家庭犬?」「だったら、どうして捨てたんだろう?」……

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ただ、友好的なだけなら良いが、おなかを見せて「ごめんなさい」のポーズをとったり、びくびくしたりする様子がみられる。
怖いのか、後ろ脚が時折ぶるぶると震える。
きびしいしつけ?ひょっとして……

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愛護センターにはFさんの愛犬「幸太」も来てくれた。
かわいい!
幸太も保護犬だ。
Fさんの愛情を一身に浴びて、今ではこんなステキな表情をしている。

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さて、上の写真
八戸について、ハクの健康診断のために動物病院へ行った。
実は、ハクはフィラリア陽性である。陽性だと一般譲渡にはなれないらしい。それでも、以前と変わり、一般譲渡の対象にならないワンコに対して愛護センターも譲渡に対して協力的でかなり積極的だという。それも、Fさん、Lさんのご尽力だとつくづく思う。
さて、フィラリアについては、服薬で3年くらいを目標に完治を目指すことになった。
脚の震えは、「なんか怖がっているかもしれないからしばらく様子をみよう」と。
気になるのが「歯石」。さあハク!歯磨きするぞ!

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我が家に到着。ここも難関。
ベックの縄張り根性は……さほどなかった。
だいぶ良い雰囲気で迎えることができた。
しいて言えば、二人とも腹が減って「早く食わせろ」モードだったな。

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ハクもうれしそう!
かな

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「ここはオレのソファーだから」とベック。
この絵。ラン丸とベックの出会いを想い出す。
こんな感じだったな。

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と、晩ご飯を食べると、すぐ寝るベック。

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落ち着かないのか、目がさえるハク。
このあと、寝かせようとしたらサークルを破壊して脱出劇が2度ほどあったが。
ベックが来た初めての夜は遠吠えをしていたな……「家に帰りたいよ~」って言ってたんだべな~。
きっと、脱出したハクもここはどこだ?ってまだ思ってるんだべな~。

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二日目。4月23日。朝
ベックのホーム「ドッグラン・アメリ」へ向かう。
車の中でも、こんなに仲良し。
二人ともよい子だ。親バカ。

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ハク
我が家に来て初めての朝のラン。
走る。
走る。
もう、かなり楽しそう。
鳥の声に反応する姿はやはりセターだ。
ベックも、毎日、ただただ走ってたっけな~。
なんて思い出しながら、あっという間に二時間。

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さ、フィラリア治すぞ、ハク。

みなさま、これからベックに加えて、ハクをよろしくお願いします。



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テーマ : ワンコ日記
ジャンル : ペット

ポップとラン丸 どうしてっかな

ポップとラン丸 どうしているかな……

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3月29日はポップの3回目の命日。
今月、4月8日はラン丸の1回目の命日。
春だというのに、この時期はどうもだめだ。

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朝夕毎日。そして今日もポップとラン丸と歩いた道をベックと歩いてきた。

枝から新芽があらわれて、土の中の生き物が動き出し生命の息吹を感じる季節……と世間の方々は思うのだろうけれど、オヤジにとってはポップとラン丸との別れのことばかり想い出す、なんともブルーな季節でございまして。♪春なのに~お別れですか~春なのに~春なのに~ためい~き~また~ひとつ~♪なんて唄いたくなる。
く・ら・い・・・

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ま、それにしても、ベックが来てくれたおかげで少し…いやだいぶブルーな気持ちがやわらいだ。

さて、ベックとたまにアジリティをしている。まだへたっぴだけどね。
アジリティは、「ポップとラン丸と一緒に楽しめることがないかな~。」と思って始めたのだ。ポップとラン丸とアジリティをやったことを思いだし、やつらを偲んでみたい。

ハードル、トンネル、スラローム、Aフレーム、ドッグウォーク、シーソーなどなど、こつこつと練習に練習を重ね、その甲斐あって、ポップもラン丸もこれらのほとんどができるようになった。しかし、それからが大変だった。

そんな中、アジリティの練習に協力していただいたクロちゃんのお誘いもあり、岩手で行われている大会に娘と参加することになった。

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1回目の大会は、岩手県紫波町だったんじゃないかな。
実は、この大会。ポップはスタートするやいなや競技会場の外へ逃げて行ってしまい失格だった。かなりがっかりした。自信がなかったわけじゃなかった。ビギナーの大会は、ハードルとトンネルのみ。どれもポップのできる競技ばかり。それでも、だめだった。
会場に轟く大音量の音楽、そしてMC。出場する他のワンコたちの吠える声。ポップはビビリにビビリまくっていた。ポップは会場の外へまっしぐら……「Pop! 来い!」なんて叫んだって来るもんじゃない。会場の外へ逃げていったポップをひいこらひいこら走って捕まえに行ったものだったよな。

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オヤジ、がっくり。
「あんなに練習したのにな~~~。よし!じゃ~、もっと練習しよう。練習をして自信をつければいい線行くんじゃないかな!ポップ!がんばるぞ!」
ポップとの練習の日々がまたまた始まった。
精度も増してバッチリ!

翌月。岩手県の八幡平だったと思う。
この大会は、前回以上に自信があった!何せ、並々ならぬ練習をこなしてきたから自信があった。フフフ
そして、第2回目の競技の結果は!
失格……
撃沈……

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スタートして直線上のハードルを数台見事クリアした。が!そのあと右に曲がれない。まっすぐ策に向かって行くと、策を跳び越えて。あらあら……失格。

そんな中、なんとラン丸が2位になった!ラン丸はいつも平常心。スピードこそはないものの、正確無比!一心不ラン丸!

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ラン丸のハンドラーは娘。
ポップのハンドラーはオレことオヤジだ!
自信喪失、意気消沈、センチメンタルジャーニー……何言ってるのやら。

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そうそう、ラン丸の2位というのは2頭中の2位だった。「な~んだ!」と思うのはまだ早い!ちゃんとクリアしないと失格!入賞の対象にはならないのですよ。
ラン丸~エライ!!!

それにしても、ポップは2回目の参加競技も失格!
オヤジのショックはマリアナ海峡よりも深く……。
どうしたらいいものやら。この数ヶ月の練習は超本気モードだった。
「ポップ~~!あんなに練習したのに勝てなかったな……。おい、ポップ!ポップには、もう無理かな……。」
悪いのはポップじゃなくて、オヤジなのに、ポップのせいにするような最悪の飼い主!くそオヤジである!
3回目の挑戦するべきか……やめるべきか……悩んだな~~~
万策尽き果てた。

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その一ヶ月後
ポップとラン丸そしてオヤジは、3度目の正直を目指して岩手県滝沢村へ向かった。
滝沢村の会場の近くには自衛隊の射爆場みたいな所があるらしく、「ボッカ~~ン!」「ドッカ~~ン!」と大砲の音?爆弾の音?射撃の音?爆音が鳴り響いていた。
そんなこともあって、意外とミスするワンコが多かった。
しかし……!ポップはというと、ポップだから、たいへんだ。何いてるんだオレ!
ポップは、雷の音、祭りの和太鼓の音、デカイ音が大の苦手。このほかにも、地震なんかめちゃくちゃ苦手である。とにかく、ビビリ屋だから。

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ポップのスタート。
ハードルをクリアした。トンネルを躊躇しながらクリア。最後のハードルもクリア。
見事、完走である。
ゴールをした直後、ポップはウンP~をした。
競技中のウンP~~は「失格!」である。が、他の参加者の方が「だいじょうぶだ1ゴールの後だから!」と教えてくれる。セーフだった。
順位はわからないが、念願の完走である。順位なんかどうでもいい!ついに、完走!
あ~なんてうれしい。

ラン丸は、2位だった。
クロちゃんのパパさんにラン丸の表彰をお願いして先に帰る。

その帰り道、クロちゃんのパパさんから電話が入る。
「もりさん。ラン丸の賞状とメダルもらったよ。」
「そう、ありがとう!助かるよ。」
「そしたら、ポップも呼ばれて『1位』だったよ。」
「え~~~!本当にかい?」
「うん。ラン丸の表彰終わったら、ポップのことアナウンスしていて気が付いたんだよ。」
オヤジも、クロパパも思ってもみなかった『第1位』を穫った。苦節3回。

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ついにというか、やっとというか、もう無理かなと思っていた大きな壁を越えた時はポップとラン丸と一緒に喜んだものだ。
やればできる。あきらめなければできる。とはいうものの、ほんと悩んだ末の完走。目から鼻水を流しながら家に帰ったものだ。おめでとう!ポップ!ラン丸!

今、ベックとアジリティをやっている。
いや。大会に出でる予定はない。
ベックとの絆を深めるために…と言えるほどおおげさなものでもないが、何か一つ目標になるものをもてればと、ベックと一緒に楽しむことがあればと取り組んでいる。

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しつけが身に付きつつあるベックだが、こつこつ取り組んできたアジリティも少しだけできるようになってきた。

思えば3年前。ポップが3月に旅立つと、同じ年の12月にやってきたベック。
ベックのやること、なすこと、ポップととても似ている。ポップがのりうつっているんじゃないかなと思うことがある。
甘えん坊で、ビビリ屋で、食いしん坊で……。
そして、アジリティをしているベックを見ながら、ついついポップを見てしまう。

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さ、たっぷりポップを偲んだところで、またベックと膝栗毛。楽しくやっていくか!

次は、ラン丸を偲ぶかな。
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テーマ : ワンコ日記
ジャンル : ペット

レン・カイト・ベック 死の淵から帰ってきた三兄弟

さて、まずはこの写真。
誰かわかるかな?

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「そんなの決まってるじゃない!ベックでしょ!」
と言うあなた!
残念!
このワンちゃんは
「レン」
と言うワンちゃん!

さて、それでは次のこのワンちゃんは誰でしょう?

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「こっちはやっぱりベックよね!」
とおっしゃるあなた!
「いやいや、こんなにわざとらしく話すくらいだから、これもベックじゃないわよね。」
とおっしゃるあなた!
さあ!どっちのあなたが正解かと言うと……
おめでとうございます!後者のあなたが正解です!
このワンちゃんは
「カイト」
というワンちゃん!

そして、このワンちゃんは誰でしょうか!

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「もう、オヤジったらしつこいわよね~~~」
とあきれられていると思うので、とっとと正解を発表すると、これが「ベック」。
「レン」と「カイト」は「ベック」の兄弟だ!
「死の淵から帰ってきた」と、物騒なタイトルは「レン」「カイト」「ベック」この三兄弟とその境遇を指す。
長男のレン。次男のベック、そして三男のカイト。
実は三兄弟とは言っても、血がつながっているかどうかは定かではない。
ただ、同じような境遇を経て、容姿が似た我々3犬は兄弟の契りを結んだのである。

ベックが我が家に来たのが2014年12月10日水曜日。

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2年ほど前の冬空に放浪していた一匹の猟犬が上北郡七戸町で保護された。
その猟犬が「ベック」だった。
その後、保護されたベックは七戸管轄の保健所で主人を待つ。
3日ほど経つがベックの主人は現れなかった。
主人の現れないベックは保健所から青森県動物愛護センターへ移送された。
愛護センターへ着いた。
「愛護」のはずのセンター。
しかし、ベックは「譲渡の対象」にはならなかった。
愛護センターに行ったものの、生きる道はほぼ閉ざされたのだった。
家庭犬としてふさわしいと認めてもらうことはできないワンコには生きるという選択肢はない。

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主人の家へ帰ろうとひた走ることも、愛護センターから逃げだすことも到底できない。

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暗い部屋で、どんな気持ちで過ごしていただろう。
主人が迎えに来てくれる、と信じていたのだろうか。
絶望感、孤独感に恐怖心……
そして冬の寒さでふるえていたのだろう。
死との背中合わせ。

どんな背景があって主人と離ればなれになり、放浪してセンターに来たのかわかる術はない。
たった独りぼっちで死の淵にベックはいた。

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「ベック」と同じような境遇にいたのが「レン」と「カイト」だった。
レンとカイトは、ベックが保護された時と同じ頃に、同じ場所で保護された。もちろん、主人が保健所へ迎えに来るはずもなく、やはり愛護センターへ移送され、ベックと同じように譲渡の対象にはなれなかったのだ。真冬の寒くて暗い部屋で、来ることのない主人の迎えを待っていた。

下の写真は、カイトが保護されていた時の写真である。
目を背けたくなるような、悲しい写真だ。

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幸いなことに、この猟犬達にあたたかな手を差しのべてくれる方がいた。
譲渡にならなかったこのワンコたちを助けようと尽力していたボランティアのFさん。そしてYさん。

Fさんは、SNSでこの猟犬達を助けるべく情報を投稿した。
Fさんの保護犬に対する情報は、SNSを通じて日本各地に広がっていった。

Fさんがベックの情報を発信すると、ソルパパの目にとまり、ソルパパのシェアした記事がこのオヤジへと飛び込んできた。
運命のリレーだった。

レンの情報は、CACI(全国的に猟犬をレスキューしている団体)や現在のレンのパパKさんへとつながり千葉へと行くことになる。ベックが保護された一ヶ月後のことだった。

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カイトは、Yさんの投稿からカイトママのお友達、そして現在のカイトママであるあっちゃんへとつながって行った。ちょうど今頃の時期、2月にカイトは広島へと向かった。

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Fさん、Yさんの情報は、日本を縦断し、この猟犬達の命を救ったのである。
猟犬達はそれぞれの家庭に迎えられ、幸せな犬生を送っている。

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ただ、この猟犬たちが家庭犬になるためには、飼い主にとっても、猟犬自身にとっても険しい道のりが待っていた。
言葉(コマンド)やしつけがほとんど入っていなかった。
リードによる歩行・散歩が全くできない。
ベックに関しては社会性が育っていなかった。なので、他のワンちゃんに対して攻撃性が強くうまく関わることができない。
家庭犬にはふさわしくない、と判断した愛護センターの判断はあながちまちがいではなかったのだろう。だからといって、殺していいわけではないと思うが。

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飼い主が「こんな犬にしたい!」という願いがあったとしたら、時間さえかかるが家庭犬になる……はず。そう信じて、ベックと向き合うしかなかった。

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Fさんの支援は譲渡をしたあとも続けられた。
女手一つでカイトと生活を始めたのが広島に行ったカイトママのあっちゃんだった。
Fさんはレンのパパさんに連絡をして協力の依頼をしてくれたのだ。
しばらくして、オヤジにも連絡が来た。

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そうこういているうちに、「レン」「カイト」「ベック」の飼い主同士でいろいろな情報交換をするようになる。
中でもレンパパは、レンを迎える以前にトビーという名前のセターを飼っていたことから、猟犬に対する知識がことのほか豊富だった。なので、あっちゃんにはもちろん、このオヤジにとっても頼りになる大きな大きな存在となった。
猟犬を家庭犬にするべく、悩みや疑問を克服しようとアイディアを出し合った。そして、仲間意識はどんどん強くなった。
いろんな話しを互いにしているうちに、同じ時期に、同じ場所で捕まり、容姿がとっても似ているレンとカイトとベックは「兄弟みたいだね。」とか「同じ犬舎にいて、一緒に猟に出かけていたかもしれないね。」などと話すようになったものだ。
「本当の兄弟じゃないかもしれないけど、うちらは兄弟同然だね。」
「兄弟になろう。」
こうして、レン、カイトそしてベックの兄弟の契りは結ばれた。

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いつも落ち着いていて、体の大きな「レン」は長男
暴れん坊で弾丸の「ベック」は次男
小ぶりだけど運動神経が抜群でひょうきんな「カイト」は三男、
あの頃、あの場所で、恐怖と孤独の想いを乗り越えて死の淵から帰ってきた三匹のワンコは兄弟になった。

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あれから2年。
レンは、千葉で
カイトは、広島で
ベックは、ここ八戸で元気にすごしている。
そして、多くの方々にお世話になり、愛され、力強く育っている。
感謝

昨年10月末、三男のカイトが故郷の青森県に帰ってきた。
カイトママのあっちゃんの願い「カイトにもう一度故郷を見せてあげたい」「カイトを故郷で思い切り走らせたあげたい」「カイトの生まれ故郷、育った故郷を私の目で見てみたい」という想いで、広島から女一人で運転して自家用車でやってきた。
近々、本ブログで、カイトのお里帰りについて書かせてもらおう。

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残念ながら、レンは都合がつかず来られなかった。
今年は、レンの住む千葉で、カイト、ベックの三兄弟が集う予定がある。何とか実現したいものだ。

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千葉で集う時には、猟犬仲間のりあんも、モネも来てくれるという。
「ワンコは一家。みな兄弟。」古い……
今年もまた、レン、カイト、ベックにとって心に残る年にしたいものだ。
Fさん、Yさんには三兄弟の命を救うために尽力して頂いたこと、改めて感謝したい。
また、引き出しや一時預かりなどでAさんやlunaさんなど多くの方々に尽力して頂いたことに改めて感謝したい。
最後の最後に
Fさん曰く
「一匹助けてもね。次から次へと出てくるから。」
確かに、オレはベックだけ。
ワンコのために
保護犬のために
何ができるのか考えたいものだ

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2年経ったが
レン、カイトそしてベックが保護されたこの時期になると、死の淵から帰ってきた我が兄弟のことを思ってしまう。

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テーマ : ワンコ日記
ジャンル : ペット

あけまして2017年

あけましておめでとうございます!
2017年がスタートしましたね
今年もよろしくお願いします



昨年は悲しいことがあったものの
たくさんのワンともに会い
兄弟犬カイトに会い
BECKにとっては成長の年だった

今年も、いろんなワンともに会いたい
仙台
東京
千葉
まだあったことのないワンともに会いたいものだ


ところで,BECKの様子がおかしい
「キャイ~ン!」
と鳴く…いや、泣く……

どこか痛いような泣き方
場所は特定できない
ポップが大病した時のような泣き方なのが気になる
明日、病院へ行こうと思う

 

テーマ : ワンコ日記
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2016年 ラン丸とベックと、やっぱりポップも膝栗毛

2016年
とにかく悲しく、悲しく、悲しかった年になった。
ラン丸の死。別れ。

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一年にも及ぶラン丸の闘病は壮絶だった。
散歩に出る気力も体力もなくなり
一日に何度も何度も繰り返される下痢と嘔吐する。

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何よりも大好きな、大好きな、本当に大好きな食べ物を食べることができなくなり
太った愛らしい姿はやせ細り、病気は体力をどんどん奪いさった。
「これ以上、痩せたら大変だ」と
いやがっているラン丸をむりやり押さえつけ流動食を流し込んだ。
立つのもようやく、おしっこの時にコロンと転んでしまうほど力ないラン丸。
それでも、最後の最後まで頑張り通したラン丸

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ラン丸の命日、4月8日。
お釈迦様の誕生日。
「オヤジの仕事中に死ぬなよ!ラン丸!」
そんな身勝手なオヤジの言うことをちゃんと聞いてくれて、仕事から帰るオヤジを待っていた。急いで駆けつけた病院の待合室で待つオヤジの腕の中でラン丸は息絶えた。

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もっとやってやれたことはあったんじゃないか……。
そんな想いは未だにぬぐいきれない。

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そんなラン丸は大きな役割を果たして旅立った。
ベックの兄「ラン丸」として、ベックにいろんなことを教えてくれた。

言葉の知らないベックに「言葉とその意味」を教え
ベックがオヤジに叱られると励まし
ベックがマウンティングをすると叱り
アジリティの手本となり

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どんぐりふれあい会の手本となり

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兄としての大役を果たし旅立った。

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また、ラン丸にいろんなことをたたき込まれたベックは兄ラン丸の闘病生活を励まし、支えてくれた。
点滴を終えたラン丸の全身をいたわるようにくまなく舐めるベックの姿は忘れられない。
素晴らしい兄弟愛だったな。

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ラン丸はたくさんのワンともからも愛された。

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ラン丸が天国へのぼるその日、
たくさんのワンともが見送りに来てくれた。
そんなラン丸はオヤジとベックの誇りだった。もちろん、ポップにとってもそうだったはず。

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そのラン丸の遺志はベックに脈々と受け継がれた……。

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ラン丸亡き後、ベックとオヤジの生活が始まった。
ベックは甘えん坊になった。
仕事から帰るオヤジにやたらめったら抱きつき、離れない。
「やめろよ!ベック~~!」と言いながら……うれしい。し、ひとりぼっちにして申し訳ない。

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さて、そのベックの2016年。大きな変化はラン丸との別れあと、ベック自身にあった。

一つめは、攻撃性が和らいだこと。
今までもこのブログで何度か書いたが、ベックの攻撃性はことのほか強かった。
ベックが去勢手術をしてから、その攻撃性は未去勢の雄に向けられた。バーニーズ、ラブ、パグ……。ワンコ達への攻撃は続いた。

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それが、どうにか落ち着いてきた。
水戸の勉強会
「相手のことがわからないから不安になる。匂いを嗅いで、相手のことがわかると意外にそれがなくなる。」
とのアドバイスだった。
それまで、避けていた未去勢の雄のワンコと、今度はたくさん会った。
そして、たくさん仲良くなった。
ドッグランてくてくのママさんの協力も大きかった。
不特定多数のワンコが出入りするランの中でベックをなるたけ自由にしてくれた。
ベックを預かっていた当初なくてはならなかった口輪。
これを使わなくなるまで親身になってベックのお世話をしてくれたのがてくてくママさんだった。
ある日の預かり
「口輪はいりません。卒業です」
この言葉は今でも忘れられない。
荒くれベックはどんどん変わっていった。

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二つめ。ベックは兄弟と会うことができた。
ベックは三人兄弟だ。
千葉にいる「レン」そして、広島の「カイト」
まずはレンを見てほしい。

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レンは、ベックとうり二つである。
3枚目の写真の白いセターはレンの先代のトビー
ちょうど、ポップとベックの世代交代した時と小間時用な状況もよく似ている。

広島にいる「カイト」
実は、レンもカイトも、ベックと同じ地域で、ほぼ同じ時期に保護されている。そして、似た姿からレンとカイトの飼い主さんとで兄弟の契りを結んだのだ。
その、広島のカイトがわざわざ八戸までやってきたのだ。
「カイトに故郷をもう一度見せたい。」
「私もこの目でカイトの故郷を見てみたい。」
「カイトを故郷で思い切り走らせたい。」
そんな飼い主あっちゃんの熱い想いから、広島から自動車でやって来たのだ。
「カイトは難しい犬で……」とのあっちゃんの話だった。しかし、結果、カイトとベックはごく自然に、仲良く、微笑ましい時間を過ごすことができた。
「男の人が苦手だからひょっとして……」との話だったが、オヤジにもとてもなついてくれた。
この様子についてはFBにて先行お知らせしたが、この膝栗毛でも改めてお知らせしたいと思っている。
残念ながら都合が合わず千葉のレンは来られなかったが、2017年は千葉で「レン」「カイト」「ベック」の3兄弟で会いたいと話している。
もちろん、カイトもベック、レンとそっくりである。

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血がつながっている、とは言えない。
いや、血がつながっているかどうかは問題じゃない。
同じ状況で、同じ境遇を乗り越えて生きている仲間がいることがどれだけ素晴らしいことか。
カイトとの出会いはあまりにも感動であった。
レンも入れて、三兄弟が顔を合わせるのは近いような気がしてならない。

三つ目は、ベックにとって今年最大のできごと!
ベックがカレンダーの表紙に選ばれたことだ。
セター、ポインター、ブリタニーなどの猟犬を救済する団体「CACI」のカレンダーの表紙コンテストだ。
うれしい!うれしい!超うれしい!
なんか、ベックとのたいへんだった毎日が報われた瞬間だった。
ベックはわかっているのかな。いや、オヤジの気持ちを通してわかっていることだろう。
アデル

リアン

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モネ

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これを機会に、遠くにいるセターの友達も増えていった。
そして、ベックが新しい分野に挑戦する機会が生まれようとしている。
できっかな~ベック!

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いろいろなことがあった2016年
ベックはというと
「ベック変わったな~」
「ベック優しくなったね」
「犬ってこんなに変わるんだね」
ベックの変化が多くのワンともに伝わっていった。

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天国で、ポップとラン丸はどんな顔して見てるだろう。

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それも、これも、ベックと関わってくれた多くの方々のおかげである。

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感謝、感謝の2016年

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全てのワンコが健康で、幸せでありますように

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良いお年を

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2017年もよろしくです




テーマ : ワンコ日記
ジャンル : ペット

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