FC2ブログ

ハクかえる 3泊4日の旅 後編

4月2日  月曜日 3日目となった朝5時
ハクは帰っていなかった。残念。
この日からは仕事が始まるから朝と夕方しか探すことはできない。
まだ歩いていないところを探して歩くも、いない。いる気配が感じられない。
6時半、仕事に行かなくちゃいけないから捜索終了。後ろ髪引かれながらも、ドッグランをあとにする。

それにしても、昨夜遅く、そしてこの朝も探してくれていた方々がいたこと、本当に感謝している。もう、感謝しかない。
仕事に出かけても気が気でない。
つい携帯を、ちらっ、ちらっと見ちゃう。
すると~!!!!!
なんと!目撃情報が来る!どっひゃーん!!!!!昼頃のこと。
即、休みをもらう!当然、休む!ハク~!すぐいくぞ~!
と、教えてもらった目撃した方のところへ行く。

「ま、どうぞ、どうぞ。」なんと優しい。気持ちは急いでいたが、ご厚意に甘えお邪魔する。
「うちの前の、その椿の下に横たわっていたのよ。そしたら、起き上がって藪の方へ消えて行った。」
なんか切なくなった。ハク、どこへ行けばわからなかったんだろうな。逃げたドッグランからせいぜい1、2kmほどのところだ。
この後、チーム泥んこのリアンママさんは
「鳥か、小動物を追いかけて行ってパニックになった猟犬が戻ってくる確率は大変低い」という。
休みついでに、BECKと探し歩く。とにかく、叫んで、笛吹いて、歩く。歩く。歩く。

結局、3日目もいなかった。
そんな中、幸代さんからフライヤーの案が届く。
一時は必要ないと思っていたチラシだけど、こうなったらなんでもやらないと!ハクのためにと思ってしまう。お調子もんだる。
多忙な幸代さんがハクのために作ってくれたフライヤー。感動した。
早速、早速数ある中から一案選び、ご厚意に甘えることにして床に着く。

4月3日 火曜日  4日目 朝 5時
捜索開始
すると、ビックリ‼️
チビママさん❗️
「あれ、探してくれてたの?」
「こっちに来るついでがあって……」
いやいや、こんな早朝、こんな場所で「ついで」なんかない。こんな早朝捜しにきていただいたことにただただ感謝。
それにしても、ハクはいない。
通りは早朝から大型トラックの往来がひどい。交通事故にだけは合わないでほしい……
そんなことを気にしながら6:30
仕事のため切り上げようとしたその時、携帯が鳴る。
登録していない、けど地元の局番からのコール。
「あれ!」
胸が踊る。
「川に落ちていたオタクのハクちゃんを保護しています。」
ついに電話が来た。ご婦人の声。
嬉しいというか、力が抜けるというか。発見場所まで車を飛ばす。ハクが待ってる。
途中までご主人に迎えに来ていただいた。しばらく走り、指さされた方へ車を入れる。
物置の軒先にいたハク。
「ハク!」
と声をかけるも、ドロドロの体でブルブルふるえながら物置小屋の奥へ逃げて行った。
「ハク来い!ハク!」

ようやく気づいた。おびえながらこちらに来た。体がブルブルふるえていた。ようやく迎えに来たことを知ったようだった。

安心したのかウ○チ。黒土だった。さぞかし、ひもじい思いをしたことだろう。
奥様の話では、朝起きて小屋の方へ来ると犬が用水路に落ちていて、大きい犬だし、猟犬のようだった。こちらを見て助けてほしい目をしていたことから旦那さんを呼んで来たとのこと。
旦那さんは、近くへ行ったところ大人しくしていたので、前脚をつかみ、用水路から持ち上げる。軽かった。そして、ブルブルふるえていたとのことだった。

ハクが助けられたこの地区は、捨て犬や捨て猫が多いとのこと。こちらのご夫婦は多くの犬や猫を助け育ててきたとのことだった。そして、こちらで飼われているワンコが昨晩からかなり吠えていたとのこと。きっと昨日の夜から落ちていたのだろうと教えてくれた。
あたたかく、優しいご夫婦だった。

ご挨拶を終え、我が家へ向かった。
こうして、ハクは無事我が家へ帰ってきた。
そうそう、幸代さんのフライヤー、急いでキャンセル!その後、見つかりましたのフライヤーまで届き、思いきり笑った❗️今回は的確なアドバイスをいただき感謝感謝❗️ほんと、ありがとう❗️

そして、多くの方々からいただいたあたたかな励ましの言葉。ご協力。面識がないにも関わらず、ブログ、リツイート、シェアで知り捜しにきたり、ご協力くださったりした方々。いくら感謝してもしきれない。
巷では、SNSの弊害が騒がれるが、ハクの件に関してはSNSを通しての心の通い合いを切に感じた。
また、BECK、ハクとのふれあいでお世話になっているどんぐりからは差し入れやおめでとうの色紙をいただいた。
関わった全ての方のお名前を載せることができないのが申し訳ないのですが、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

ハクはその後元気です。実は、数回ほどまた失敗を繰り返したのですが、5時間後に戻ってきたり、すぐ戻ってきたり、未遂だったり……。あんなに大げさにしてしまってはもうSNSに頼るわけにはいかない。今は、ハクからとにかく目を離さないようにしている次第だ。
最後に、兄BECK。ハク捜しで頑張ったのはもちろんだが、なにせ疲れ果てて山やランのビニールハウスで寝てしまうこともしばしば。しかし、ハクが見つかるとことのほか喜んでいた。また、オレとハクの間に「しかっちゃダメだよ。」と入ってくることもあった。いいやつだ。

追伸    しつこい
ハクが見つかった翌日。4月4日は大雪になった。あの用水路にいたとしたら。13キロしかないハクにとっては命の存続が難しい状況だったと思う。これも、皆様のおかげと感謝するのみである。
月並みの言葉ですが、本当にありがとうございました。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

bassvader

Author:bassvader

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR