ポップとベックの誕生日 12月

まずい
タイトルにポップと書いただけなのに目から鼻水が流れそうになっちゃった。
いかん!いかん!

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12月2日はPOPの誕生日だ。生きていたら10歳だ。
ラン丸より半年弟だったポップ。
しかし、体が大きく、体力もあるポップにラン丸は一目置くようになり、ポップがラン丸の兄的な存在になった。
体が小さいラン丸はよくいじめられそうになった。いや、いじめられたこともあった。咬みつかれて娘が着せていた服に牙がくい込み、穴があいた時もあった。

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そんな時に助けてくれたのは、もちろん、ポップだった。
ポップが偉いのは、ラン丸だけではなく、ケンカしそうになったり、ケンカしたりしているワンコがいると必ずその間を割って「止めに入る」。

そんないいヤツだった。

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みんなと仲良く遊ぶのが大好きで、ヘソ天になって、小さな子や大きな子を誘う。ヘソ天ポップの周りにはよくいろんなワンコがたくさん集まった。
そして、めいっぱい遊んだ。

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たまに、ポップにかかってくるワンとももいた。そんな時は、いそいそと逃げていった。恥も外聞もない。平和を大切にする素敵なヤツだった。
ポップのオヤジだということを誇りに思いながら、ポップを大いに尊敬していた。

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まだある。
ポップは社会性があまり育っていないワンコ、つまりワンコ同士で遊ぶことが苦手なワンコと遊ぶことを得意としていた。遊んであげるんじゃない。一緒に楽しむ。一緒に遊ぶのだ。同じ目線になって、相手の気持ちになって……言いすぎかな。
いや、それでも「ポップのおかげでうちの子はワンコと遊べるようになった」と言ってくれたワンともパパさん、ママさんがたくさんいた。

そんなポップはオヤジの本当に、本当に誇りだった。
親バカ、ごめんなさい。

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2014年3月28日
そんな目に入れても全く痛くないポップが亡くなったのは2年前。オヤジの不注意で亡くしてしまった。

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急な別れに心の整理もやり場もなかった。
ポップのことを聴かれたくないし、話す勇気もなかった。だから、ワンともと会うであろう場所には行くことができなかった。
「ラン丸、ごめんね。」と言って、誰にも会わない道を選んではラン丸と二人ぼっちで歩いた。

何ヶ月引きこもったことだろう。

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「もう、ラン丸だけ愛してあげよう」
ポップのかわりになるワンコなんかいるわけがない、とさえ思っていた。親バカ、すみません……
ワンコ関係のインターネットによる情報も、全てシャットアウトした。
ラン丸は、とてもうれしそうに一緒に過ごしてくれた。
オヤジ思いのヤツら。

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ラン丸とのふたりぼっちの生活にも慣れて、その年も暮れようとしていた12月。フェイスブックである記事を目にした。

ベックの助けを求める記事だった。
殺処分までの期日があと数日。簡単なプロフィールはあったが、詳細はわからない。
わかると言えば、3枚の写真だけ。

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この記事は、殺処分のワンコを助けようと尽力していたFさんの記事で、その記事をソルティーパパがシェアしていたのだ。それが、たまたまオヤジの目に止まったのだ。ワンコの情報をシャットアウトしていたから、ソルティーパパさんがシェアしていないとベック卯のことを目にすることはなかった。しかし、これが運命だったように思う。

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すぐに、ソルパパに連絡した。その後、Fさんに連絡をした。ベックの情報は、FBに載っている内容以外に情報はなかった。面会することもできない。面会できないということは、ラン丸との相性を確かめることもできなかった。
それでも、Fさんは夜遅くの電話にもかかわらず真剣に対応していただいた。

「次の日の昼まで時間をください。」ということで、考える時間をいただき電話を切った。

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情報は少なかったし、ラン丸との相性は気になっていた。「殺処分」をなんとかしたいという気持ちもあったが、一晩考えても、断る理由はなかった。

ただ、3枚の写真が何かを訴えてきた。

ポップが亡くなった年の12月。
ポップの誕生日の頃に、ベックの記事に出会い。
12月10日には青森市へ迎えに車を走らせた。

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ベックはポップがうちに連れてきてくれたと思っている。

ベックはというと……
猟犬として生きてきて……
放浪犬としての生活が始まり……捨てられたのか、迷ってしまったのか
保護犬として冷たい部屋の中でも過ごし……
殺処分としてのラベルを勝手に貼られ……
冷たい部屋の中で死と向かい合う日々を送ってきた……

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東京に住むワンとも。リオ&ホリージェイママがこんなメールをくれた。

ポップパパさん
ベックはポップが連れてきたんですよ。
「私の幸せな家をあげます。私のフード・ボール、暖かなベッドに柔らかなクッション、そしてオモチャを全部あげます。私が愛してやまなかったあなたの膝と優しいタッチを。私を撫でてくれたあの手、私の名前を呼んでくれたあなたの甘い声を全部、ベックにあげます。」
と話して。
犬の遺言状という詩だった。

冷たい部屋にいたベックに、きっとポップはそう言ったにちがいない……そう思った。

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リオ

そんなリオ&ホリージェイママも同じ経験をしている。
リオは重い病気で亡くなった。供血で皆さんには大変世話になった。
その頃のリオママは
「もう新しいパートナーを迎えることはないと思う」
と話していた。オヤジと同じように
しばらくして、ホリージェイという、とてもとても素敵なパートナーを迎えた。

ホリージェイ
彼女はベック同様保護犬である。
遠い南の異国の地でベックと同様の境地を乗り越えてきたワンコだ。
それも、縁あって異国の地から日本へやってきた。

きっとリオがホリーに言ったんだろうな、犬の遺言状。

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ホリージェイ

ベックは我が家に来た。
ベックはオヤジのところに来た頃の年齢は、というと
愛護センター発表「約4歳」
オヤジが長くお世話になってるドクターG「いやいや、もっと若いよ。2歳か、3歳だな」
ということで、間をとって3歳ということにしている。

こうして、様々な犬生を歩んできたベックは、我が家に来た2014年12月10を3歳の誕生日とした。
そして、2016年12月10日、今日が5歳の誕生日である。

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他のワンコに吠えたり、咬みついたり、言葉が全く通じない宇宙人のような、リードの操作全く不能のどうやっていけばよいか悩ませたベック。
そんなベックは、今ではオヤジにとっていなくてはならない最高の家族になった。

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ポップ 10歳の誕生日 おめでとう
ベック  5歳の誕生日 おめでとう

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ワンともさん、ツイッター、フェイスブック、ブログでお世話になっている皆様、ベックをいつも支えて頂きありがとう。
そして、今後ともよろしくお願いします。


追伸

ごめん。
ラン丸の出番が少なかった……
ラン丸は、ポップとベックの橋渡しという大切なつとめをしてくれた……
いつも、ポップの後ろを歩いてたし
やはり、ベックの後ろを歩いたいた
そんな派手なことはしがいが、大きな役割を果たしてくれたラン丸に感謝しながら
ベックの5歳を、楽しく、明るく送りたい

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ポップとラン丸、そしてベックと膝栗毛

2016年もあとわずか
ワンコのみなさんがご健康でありますよう

テーマ : ワンコ日記
ジャンル : ペット

Beckの夏2016 その1 自然との融合編

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2016年の夏も終わった

今年はベックとめいっぱい遊びに出かけた

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種差海岸
ふるさと河川公園
東霊園・東運動公園
岬台公園・遊歩道
ドッグパーク・アメリ(折場沢)
ドッグランてくてく

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いや、遠くに出かけたり、旅行に出かけたりしたわけじゃない
近場だけど、ベックもオヤジも疲れ果てるくらい遊び回った

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遊ぶって言ったって、ただ遊んでいるわけではない
まず最初の目的はと言うと
ベックの本来の姿に近い環境で過ごすこと
そうすることで、気持ちの安定を図ることである
また、日頃留守番中心の生活をさせているため、そのお詫びをすることでもある

ま、たいした目的でもないか
いや、でも、ベックとオヤジにとっては大事な目的である!
目的をもって遊ぶ!のである
もう一つあるんだけど、それは次号と言うことで、今回は自然との融合編ということで
ベックよ!山へ帰れ!
である
ちょっと待って!そりゃ~やばい、やばい!

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ベックへのお詫びの気持ちで、今年の夏はなるったけ休みをとった
そして、ベックを遊びに連れ回した

ベックは目を輝かせて走った
砂浜をひたすら走り
波を蹴散らし、泳ぎ
野原や林の中を駆け回り
川を渡り
鳥を追って駆け回り
身体中、ずぶ濡れになって、砂だらけになって、どろぼう(野草の種)をひっつけてひたすら走った

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その姿は、ベックが我が家に来る前にすごしていたであろう姿に近かったと思う
全身から喜びを感じる姿だった

これほどに自然と一体となっている姿に感動を覚えたのは確かだが、反面、「ベックは家に来て良かったのかな?」という疑問も感じさせられた

鳥猟犬だったベックはやっぱり鳥を追って野山を駆け回るのが幸せだったはず

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鳥を目で追うベック
林の向こうに何かを感じて立ち止まった時のベックの目は、姿は本当に美しい

そんな姿を何度も目にすることができた

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好きなだけ走らせてやろうか……とリードから手を放そうとする衝動に駆られることも何度となくあった

30メートルのリードも足りないくらい、来る日も、来る日も生き生きと走った夏

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あの野生児ベックも、荒くれベックも、さすがに疲れがたまって出かけるのをしぶることもあるくらいくらい連れ回した
それでも、自然の中に立つと、再び走り出すベック
このことでベックの気持ちが安定したかどうかははっきりとは言えない
とりあえず、連れ回した後は、うちのクレートで満足そうに寝入っていた
気持ちの安定か、ただ疲れただけかは定かではないが、
生き生きとした姿をたくさん見ることができたこと
満足そうな寝顔を見ることができたことは正直うれしかった

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ベックの走る姿の向こうにはポップとラン丸も走っていたことだろう
いや、ラン丸はのこのこついてきたかな

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テーマ : ワンコ日記
ジャンル : ペット

ベックの前進

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ラン丸!
10歳だな!
おめでとう!
ポップと遊んでいるか?けんかしてないか?
ロイ、ミルフィーユ、アイ、イリス、そしてリオ……たくさんの仲間と楽しくやっているか?
大好きだったご飯は、いっぱい食っているか?
夏の暑さでガハガハ言ってないか?
オヤジとベックのこと忘れてないか!
ベックはがんばってるぞ!

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7月12日で10歳になった。
ラン丸。
おめでとう。

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ベックがパグの「ドラちゃん」に襲いかかったことを書いた。
残念な話だ。全てはベックのオヤジであるオレの責任である。
ベックとオヤジの生活については、良かったこと、楽しかったこと、ベックが成長したこと、新しいワンともとの出会いなどブログには「プラス面」を書く。当然、書く。
しかし、「マイナス面」も書き留めたいと思っている。よそ様にご迷惑をおかけしたこと、ラン丸、ポップ、ワンとも達の悲しい別れなど……。別れはマイナスというわけじゃないか。マイナス面の全ての責任はこのオヤジにある。ベックが咬んだ、としても、オヤジの育て方に問題があるのだ。
マイナス面のブログは、そんな自分自身に対する戒めである。
「書きたいか。」と問われると、やはり書きたくないな~。
「こんなことを書いたらブログ炎上かな?」とか
「動物愛護関係の方からクレームかな?」とか
それでも、書く。
悲しい気持ちになるけど、書く。
正直に、ありのままに書こうと。
それをどう受け止めるかは、読んだ方にゆだねるしかない。

どちらにしても、手前味噌的なプラス面だけでなく、恥ずかしいけど、悲しいけど、マイナス面も書こうと決めている。

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ところで、ベックのその後を書こう。

ベックは大きく前進している。

未去勢のワンコに対する攻撃性がかなり少なくなった。
もちろん、どこかでまた怒り出すかもしれない。しかし、今まで苦手としていた未去勢のワンともと次々仲良くなっている。
うれしい!
やっぱり、友達とは仲良くしてほしいから。

ところで、どうしてベックが克服したか。
これは、5月下旬の日曜日。茨城県水戸市で行われた犬の勉強会がきっかけである。
講師の方は、本咬み犬を訓練し矯正する訓練士。
オヤジのあこがれのカリスマ?訓練士さんだ。

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その方が勉強会の中で
「犬がどうして攻撃的になるのか?というと、相手のことがよくわかっていない場合が多い。相手のことがわからないから不安になる。そして、その不安から攻撃的になる場合が多い。相手をしっかり理解できれば落ち着くことができるはずである。」
と話していたのである。

確かにそうだ……
俺はというと、ベックが未去勢のオスに攻撃すると、むりくり引き離し、徹底的にしかりつけ、体罰をすることさえある。
ベックは、驚きと悲しい顔で腹を見せ、全身で許しを請う。

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ひどい飼い主だ。
つくづく思う。

ベックを変えることはできないのだろうかと悩む日が続いたが、この講師の方の話は大きな可能性を感じた。

それからというもの、未去勢のワンコと出会うたびに、飼い主さんにお願いしてワンとものにおいをベックにかがせてもらった。

すると、少しずつではあるがベックの様子が変わってきた。

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それまでのベックと言えば、未去勢のワンコを見ると、真正面にじ~っとにらみ臨戦態勢に入る。
それが、においをかぐと、相手を気にしなくなった。
攻撃的な態度はどんどんなくなっていった。

また、においをかぐ時間が、だんだん短くなっていった。それまで、じっくりとにおいをかいていたベックが、ちょいとかぐともう攻撃的な態度がやわらいでいくのである。

ベックが未去勢のワンコに対する攻撃性が和らぐと、他のワンコに対する態度も優しくなり、吠えられても無視するくらいの大らかな態度がみられるようになった。

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先日、ご近所犬、ゴールデンのロビンとパピヨンのハナちゃんに会った!
どちらも、一年ぶりくらいだった。

ロビンのパパさんとラン丸の闘病生活について話をする。
ラン丸のことを話しながら、ベックの様子を見ていたロビンパパさんが
「ベック、落ち着いたね~。ベック、たいしたもんだ。」
と言葉。うれしかった。
ロビンのパパさんと話をしていると、パピヨンのハナちゃんとママさんが来た。

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「あら、ラン丸君は?」
ラン丸がいないことにすぐに気づいた。亡くなったことを話をしていると、ハナちゃんがベックのところに歩み寄る。その様子を見てハナママさん
「ちょっと、すごいわね~。ベックちゃん、とっても落ち着いたわね~。びっくり!顔もやさしくなったわよね~。」
オヤジとベックは喜ぶ。喜ぶ!

この日の朝、ロビンも、ハナちゃんもベックを「怖がらずに」近寄ってきたのである。

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実は、ロビンとハナちゃんは、ポップやラン丸にも近づくことができないくらい繊細は子だった。
ましてや、こわもてのベックに近寄るなんて考えられなかったのである。
それが、なんと友好的なことだろう!ベックもうれしそう!

ハナママさんが言うには
「去年会ったときはね、ベックちゃんのことが怖くて、怖くて、ハナも私も近寄れなかったの。犬ってこんなに変わるのね。本当にびっくりした。よくここまで……。」
との言葉を聞いて、感激。

あの優しいポップとラン丸に近寄ることができなかったワンちゃんが、ベックを受け入れ、一緒にのんびり過ごしている。本当にうれしかった。

一年前って、そんなにベックは怖かったんだ。
そう言えば、うちに来た頃のベックは、多くのワンコに吠えられた。恐れられた。ベックも、吠え返した。売られたケンカは必ず買った。

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不思議だった。なんでベックはこんなに吠えられるんだろう。
嫌がられているのか?怖がられているのか?それとも……
攻撃的なベック。みんなに吠えられるベック。

そんなベックが変わってきた。

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うちの近くのドッグランでは、「一年半でこんなにしっかりできるんだな~。」「ベック、あんなに野性的な顔だったのに、優しい顔になっちゃったな。」と言われるようになった。もう一方のドッグランでは、トラブルの心配が減って、口輪をすることがかなり減ったとの話をいただいた。

よかった……

毎日会っているオヤジとしては気づかないことでも、久しぶりに見る人が見ればわかるんだと、ただただ感心した。

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こうして、ベックは少しずつだけど成長して、ワンともと平和にすぐすことができるようになってきている。

「あらくれベック」とか「弾丸ベック」とか、もう呼ばない……!


前段でも書いたとおり
ブログには、良いことも、悪いことも受け止め、残していきたい。
それにしても、以前のブログでは虐待的な内容で驚かれたり、いやな思いをされたりした方もいたことでしょう。申し訳ありません。
ただ、ベックに対しては、他のワンコに牙をむけることがないよう真剣に向き合っていきたいと思う。

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猟犬としての生活から、飼い犬として大きく生活が変わったベック。
大きく変わった環境の中で兄ラン丸の背中を追いかけ、成長してきたベック。
そんなベックは、今も成長し続けようとしている。

そんなベックを、これからも応援してやってください。
よろしくお願いします。

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ここに載せた写真は、苦手意識を克服してなかよくなったワンちゃん達の写真です。
ご協力いただき、心より感謝申し上げます。

テーマ : ワンコ日記
ジャンル : ペット

ごめんね……ドラちゃん

オヤジ失格……

話が始まる前に、お断りをしておきたい。当ブログは日記のようなものである。ただ、誰が来て、見てもかまわない、フリーの形式をとっている。無制限に公開している。もっとも、そんなに多くの方々が来ている訳じゃないだろうし、自分の日記のように好き勝手書いている。だから、ラン丸が亡くなったときの内容は、かなり辛気くさかったはずだ。「こんな写真まで載せるのかいと思った方も多かったようだ。」それでも、ラン丸と俺たち家族のために載せた。
そこで、今回のお話も、その内容、表現等で、不適切なものごとも出てくるので、その場合は無理してお読みにならないでください。

前回はベックの散歩とワンともについて書いた。おかげさまで、「ベック落ち着いたね~。」とか「目が優しくなったね~。」とか「野性味がなくなってきたね~。」と言われるようになってきた。うれしい。
しかし!「最近、落ち着いてきたな~~~。」なんて思う頃に大失敗をする。
 一ヶ月ほど前のことである。

ベックが大切なワンともに襲いかかった。
 
ベックが襲いかかったのは、ラン丸の大親友、パグの「ドラちゃん」。
とてもかわいい、めちゃくちゃかわいい「パグとも」だ。

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ドラちゃんとは久しぶりに会った。ラン丸が死んでから初めて。

ところで、ドラちゃんは、ラン丸にそっくりで、ラン丸と散歩をしているとよく「ドラちゃんですか?」と話しかけられたものである。ドラちゃんを知っている人からすると、(なんでドラちゃんのパパさんじゃない人が、ドラちゃんを連れて歩いているんだろう?)と感じるらしいのだ。そのくらいドラちゃんとラン丸は似ていた。そして、仲良し。

そんなドラちゃんのパパさんと、ラン丸の闘病生活のことや、ドラちゃんの足や体の調子について話をしていた。そして、ドラちゃんをいっぱいなでていた。ラン丸の感触を想い出しながらいっぱいなでていた。

そんな最中だった。ベックが、ドラちゃんに突如として襲いかかった。首に咬みつかれたドラちゃんは「キャン。キャン。キャン。」と泣きながらパパさんのもとへ走った。
「ベック!」オヤジはどなり、ベックを引き離すと、蹴り上げ、殴った。

ベックはすぐに降参のポーズをとり、「キャイン、キャイン……」と助けを求めた。
「犬をいじめないで。犬をいじめないで。」ドラちゃんのパパさんは何度も止めに来てくれた。周りでたくさんのワンともが見ていた。「ベック来い!」ベックを引きずり起こし、陰に連れて行った。「犬をいじめないで。うちはだいじょうぶだから。」とドラちゃんもパパさん。「すみませんでした。」というと陰にベックを引きずっていき、またもや体罰を加えた。ベックは力ない声で泣いた。
「犬をいじめないで。ドラはだいじょうぶだから。犬をいじめないで。」パパさんはいつまでもベックのことを気遣ってくれた。

ベックが攻撃したときのオヤジは、無防備だった。
よもや、ベックがドラちゃんを襲うとは思っていなかった。そもそも、そんなオヤジの甘さから今回のできごとは起きた。
ベックは未去勢の男の子に攻撃的である。ベックが、去勢手術をしてからの兆候である。
それでも、今までベックがドラちゃんを攻撃したことはなかった。しかし、それはラン丸が生きていた頃の話である。兄としてのラン丸が仲良く接するドラちゃんに、ベックは襲いかかるわけにはいかなかったのではないだろう。たぶん。そして、ラン丸がいなくなった今。改めて攻撃の対象になったのかもしない。全部、推測でしかない。

ただ、いつになくベックはドラちゃんを相手に固まっていた。ベックに異変を感じられなかったのは、オヤジがベックのことをきちんとわかってやっていなかったからだ。いつ攻撃的になるのかわからないベックに対して、無防備過ぎた。なのに、ベックのオヤジの俺は、ベックにあたった。体罰。虐待。

ベックのオヤジとして失格である。

ベックと息を整えて歩き始めたときに、ドラちゃんパパさんがドラちゃんを乗せた自転車を引いて歩いていた。ベックと近寄って謝りに行った。ドラちゃんにケガがないか見せてもらった。ケガこそはなかったものの、ドラちゃんの首の周りには、ベックのよだれがべっとりとまとわりついていた。謝る以外になかった。

「なんもだいじょうぶだって。犬ばいじめるなって。」

ドラちゃんが咬まれたというのに、ドラちゃんのパパさんの言葉は、ベックに対する思いやりだけだった。

ごめんなさい、ドラちゃん。そして、どらちゃんパパさん。

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ドラちゃんの泣き声とパパさんの声だけが頭の中から離れない。
「犬をいじめないで……」

 ベックのオヤジ失格。




テーマ : ワンコ日記
ジャンル : ペット

ラン丸がいく 後編

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上の写真は診察室へ向かうラン丸
そして、診察後いつもいたわり支えてくれたベックとのツーショットだ
長いようで
短いような闘病1年……
二人ともよくがんばった。
仲良し兄弟。
その時の様子が想い出される。

4月9日 土曜日

ラン丸が逝って二日目
朝起きて、ベックと散歩。
ところが、ラン丸を一人にしておくわけにはいかないし……。
と言うわけで、ラン丸も連れてドッグランへ行くことにした。昨日は、最後のドライブだと来たはずの「ドッグパーク・アメリ」。ま、何回来てもいいか。
ドッグパークと言えば、「てくてく」にもよく行った。朝の散歩と言えば、「種差海岸」にもよく行った。ラン丸と行きたいところはもっとあるが、あんまり連れ回すわけにもいかないし……。
ベックはいつもの通り楽しそうに走ったり、鳥の声を追いかけたり……
ラン丸と一緒にその様子を眺める

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昼近く
小さな女の子がラン丸を拝みに来てくれた
5ヶ月のワンちゃん『クッキー』の家族、Uちゃん……キャワイイ
実は、Uちゃんの家で飼い始めた『クッキー』のしつけをオヤジが少しだけお手伝いしたことがある。Uちゃんはラン丸に大変興味をもち「クッキー。クッキーもラン丸のように吠えたり、咬んだりしないおりこうさんになるのよ。」と話しかけていたという。うれしいことだ。
その、Uちゃん。ラン丸を拝むとやさしく何度も何度もなでていた。
「こわくない?」オヤジ曰く
「うん」真顔でずっとなでるUちゃん。

そのうちUちゃん、ポップの骨壺にも興味をもち「これ何入っているの?」とお母さんにたずねたそうだ。
「これはポップのお骨だよ。明日は、ラン丸が骨になるんだよ。」じっと見続けているので「お骨見たい?」というと
「うん。」
生き物の生と死に向き合う良い機会かな、と思い、お母さんの許しをいただき見てもらった。オヤジも2年ぶりのポップとの再会。
命。小さな女の子はラン丸のなきがらも、ポップのお骨もごく自然に受け入れてくれた。怖がったり、いやがったりする姿は全く見られない、そんなUちゃんの姿に感動した。
この春就学したばかりの女の子は、はたしてどんなことを感じて帰っていったのだろう。
ありがとう。Uちゃん。お母さん。

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午後
娘のサッチ(ラン丸のご主人)から電話が来る
「お父さん、やっぱりラン丸のお別れに行くよ。」
娘は、3月に高校を卒業し、上京したばかり。
明日の火葬に来ることになった。ラン丸が誰よりも一番好きだったのがサッチ。お別れに来てくれる……ラン丸もさぞかし喜んでいることだろう。
「お姉ちゃんに『後悔しない方を選びなさい』って言われた。23時に八戸に着くから。」
もちろん、ラン丸とベックと一緒に迎えに行った。
4人でお通夜。最後の夜。

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4月10日 日曜日
ラン丸が逝って三日目
ラン丸、旅立ちの日

ベックの散歩。
娘も行くとのことで、ラン丸も連れてドッグランへ行くことにした。
結局、ラン丸は毎日、ベックのドッグランに付き合った。
三日目というのに、ラン丸は体がまだ硬直することなくやわらかく、あたたかい。

10時15分
ラン丸、ともに過ごした我が家から出発だ。
娘は、長年過ごした我が家をラン丸に見せている。
斎場に向けて家を出発する。

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ペット霊園
ラン丸のお別れにワンともが集まってくれた。
ラン丸の人徳。いや犬徳かな。
ハーレーとママさん、かんたと歌丸とママさん、ふうのご両親、セリカママさん……きれいな花やおやつをありがとう。
みんなにお線香と白い花を手向けてもらった。
ラン丸は幸せ者だ。

人気者だったラン丸(親ばか)
癒してくれたラン丸
食べるのが大好きだったラン丸
暑がりでゼーゼー言ってたラン丸
ポップとベックの良き兄弟のラン丸
病気に打ち勝とうと最後まで弱音をはくことがなくがんばり続けたラン丸
大好きだったサッチの腕の中で抱かれ、幸せそうなラン丸
11時
小さくなったラン丸はとうとう旅立った

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「11時。北の空に向けて祈っております。」
とのメッセージもいただき、多くの方々に見送られ旅だった。

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ポップの所へ早く行かなくちゃ、って小走りに虹の橋を渡っていっただろう。
足短いから時間がかかってたりして……まさか途中で転けてたりもして……。

集まっていただいた方々とワンコ話に花を咲かせながら小一時間。
「終わりました」
みんなで白くなったラン丸と再会した。
その一つ一つを大切に集めた。

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ラン丸は無事に天国へ逝きました。
今頃、ポップや先に旅立ったワンともと合流し、楽しく過ごしていることだろう。

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生前の皆様のお気持ちに深く感謝申し上げます。

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ラン丸が亡くなる2週間前に千景・サッチ・オヤジ・ベックと会うことができたのは、最後の忘れられない想い出になったのはラン丸のはからいかな

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